モンゴル岩塩 ジャムツダウスとは
オブス湖盆地の北部、タグニ南山脈の中で山地の黒地が続く岩塩の山があります。 地元の人はこの山を「シュデン・オール=歯の山」と呼んでいます。 この山の岩塩の成分に人の体に必要な多くのビタミン類が含まれていることを研究データが証明 しています。岩塩には消化システムの循環をよくする働きもあります。この岩塩は青灰色、ピン ク、ピンク系の灰色をしており、色によって成分の割合が異なってきます。 モンゴルの塩鉱を大きく3つの種類に分けることができます。 1.採掘もしくは岩塩鉱:これは地層の深部で古代の地質が長い年月をかけて岩化し塩鉱が形成されました。例えば:「歯山」の岩塩鉱です。この鉱産の塩がほかの塩鉱産に比べると作られた年代が一番古いです。 2.近代塩鉱産:この種類の鉱産に有機成分を含んだ塩湖、塩水の湖が干上がったところにできたものが含まれています。 3.地下深層と表面の鉱産物が多く含まれている塩水鉱産。 塩及びその加工品が農業、医療、工業用途に広く使われています。塩はすべての食料品の中で二番目に入る重要な製品です。一つの種類の塩だけでも世界中で日に何千万トンも使われているようです。 人
間の日常生活はもちろん、動物の生活にも塩は直接関わります。成人は1人あたり一日15グラム、一年で5-8キログラムの塩を必要とします。日常生活での
塩の必要量は意外と多いものです。食事で摂取した塩分が人体を通して汗などで外に出てしまうため、人間がいつも塩を補給する必要があります。暑い気候の地
域ではよく汗が出るため、1年に使う塩の量が他の地域に比べ1.5-2.0キログラム増えるともいわれています。 塩化ナトリウムだけでも1566種類のものの消化を助けます。 その他、酸を作る、塩、石鹸、シルク、紙、ガラス、合成色、注射液を作る、貴金属、革を加工する 工場では塩化ナトリウムをよく使います。 |